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移住6日目。
今日は島暮らしのトイレ事情についてお話します。
うちのトイレはポットン便所!?
私たちが住んでいるような地区(島のなかでもさらに奥まった地区)だと、まだ下水道が通っていないところも多いです。
下水道が通っていないということは水洗トイレではないということ。
水洗トイレじゃないなら何を使っているのかというと、うちのトイレは「簡易水洗トイレ」と呼ばれるタイプのもので、これはポットン便所を水洗トイレのように改造したものです。
あくまで、外観だけ水洗トイレっぽくしてあるだけで機能は「ポットン便所」と同じ。
そもそもポットン便所を知らないという人に少し説明しますと、ポットン便所の場合、排泄物はそのままトイレの外のタンクに溜まっていきます。
そして排泄物はどんどんタンクに溜まっていくので、タンクに溜まった排泄物は定期的にバキュームカー(汲み取り専用の業者の車)によって汲み出してもらう必要があります。
前回汲み取りしたのはいつ?
移住前に「前回の汲み取りがいつだったのか」大家さんに聞くのをすっかり忘れていました。
実際に移住してトイレを使い始めてから
「そういえば前回汲み取りしたのはいつだったんだろう?」と気になり始めたのです。
そしてその心配は徐々に
「もしタンクの中がすでにいっぱいでだったらやばいんじゃないか!?」という不安になっていきました。
タンクの中を確認!!
タンクの中を覗く勇気のない私はヒロにお願いして中を確認してもらうことに。
タンクは地面に埋まっているので
このふたをヒロに開けて中を覗いてもらうと、
「いっぱい入ってる!たぶんもう8割ぐらい!」と。
しかし、そもそもタンクがカラの状態が分からないので何とも言えず。笑
私が恐る恐る
「中、どんなかんじだった?」
と聞くと
「う○こがトイレットペーパーとかと混ざってどろどろ!魔物が出てきそうだった!」と。
想像するだけで恐怖!!笑
すぐに汲み取り業者を調べて連絡。
さっそくベテランぽいおじさんが来てタンクの中を確認。
おじさんが言うには
「こりゃもうだいぶ溜まっちょるね〜!ほぼ満タンやね〜!」とのこと。
結構ギリギリだったようです。笑
15年ものの排泄物!?
そしてこのベテランのおじさん曰く
「この家には15年くらい前に汲み取りに来た記憶があるな〜」と。
じゅ、15年前!?
もともと大家さんは県外に住んでいて年に数回しかこの家に帰ってきていなかったのでタンクの中の排泄物が15年ものということもあり得ます!笑
そして翌日、バキュームカーがやって来て無事に汲み取りをしていただきました。
汲み取りの明細によると、
うちの場合は600リットルのタンクで、今回はこれが満杯で8420円でした。
初めての汲み取りだったのでこれが高いのか安いのかまだ分かりません。
今回、一旦タンクがカラになったので、次回の汲み取りまでに「2人暮らしで簡易水洗トイレを使った場合どのくらいで満タンになるのか」を確かめていきたいと思います。
【後日談】
下水道が通っていないと思っていた私たちの住む地区ですが、実は下水道が通っていることが判明。すでに下水工事をしている家は水洗トイレにすることも可能みたいです。ちなみに工事には100万以上かかるとか。もちろん個人負担なので大変。そう考えると都会の下水道システムって素晴らしいです。
以上、今回は島でのトイレ事情についてお話しました。
【周防大島移住マンガ 第6話】
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